野菊

作詞:石森 延男 作曲:下総 皖一

秋にひっそり咲いている紫色の野菊

昭和17年2月 文部省発行「初等科音楽一」に掲載されました。
現代でいうと、3〜6年生用の音楽の教科書になります。

清楚で気品ある野菊が、北風に吹かれながらもしっかりと根を張り凛として咲いている様子が目に浮かびます。

歌詞の意味

  1. 山から吹く北風に揺れて 
    気高く清く 香りを放つ
    きれいな野菊は 薄紫色
  2. 秋の日差しの中飛んでるトンボを 留まらせてあげて
    静かに 野原に咲いている
    優しい野菊は 薄紫色
  3. 霜が降りるほど寒くなっても負けず 野原や山に集まって咲き
    秋を名残惜しんでいる花
    あかるい野菊は 薄紫色

野菊という花は存在しない

野菊という花は存在しないのです。

紅葉と書いて「もみじ」と読んだりもしますが、
紅葉という植物がなく「カエデ」や「ヤマモミジ」など、秋になると色が赤くなるものの総称だったりするのと同じかもしれませんね。

 ⏩紅葉についてはこちら

野に咲くキク科の植物を、通称「野菊」とよんでおり、色や形など様々です。

この歌に出てくる「薄紫色」の野菊は・・・・多分これかなというのを紹介しておきます。

注)多分ですよ、たぶん。

そして画像を貼ってみますが・・・・素材サイトでその名前で書いてあったものです。
違いななんでしょうね・・・花びらの細さかしら・・・

ヨメナ

ノコンギク

ミヤコワスレ

 

歌唱ポイント

少々取り止めのないメロディーラインと感じるのは、筆者だけでしょうか。
楽譜を見ると、4/4ではなく、2/4 ですので、そのせいかもしれませんね。

元気に生き生きと主張して咲いている花ではなく、
静かに、健気に、その中でも凛として咲いているようです。

優しさに包まれるように、やわらかな声でしっとりと歌うと雰囲気が出るかと思います。

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