はたらくくるま3
作詞:伊藤 アキラ 作曲:越部 信義
働く車が沢山出てきます。珍しい車も登場しますよ。
どんなお仕事をしている車がわかるかな?
幼稚園・保育園では、勤労感謝の日にちなんで歌われることが多いです。身近な乗り物が沢山出てくるので、乗り物好きの子供たちに大変人気の歌です。
歌詞の意味
歌詞そのままなので、省略しますね。
その代わりに、どんな車が出てくるのか、どんな特徴があるのか紹介します。
歌詞にでてくる車について
リムジンバス
リムジンバスとは、豪華な内装になっているバスのことです。空港リムジンバスや、高速リムジンバスなどが一般的に見られます。「リムジンバス」とは和製英語で、英語本来では「limousine」と書き、小型の連絡バスのことを指します。
トーイングトラクター
空港で飛行機が自走できない場合に、飛行機を押したり引っ張って動かす車両です。英語では「pushback truck」と書きます。
飛行機を動かすだけでなく、荷物を載せた車を引っ張ることもあります。
化学消防車(かがくしょうぼうしゃ)
石油や化学薬品などの「水をかけるとさらに火が大きくなってしまう火事」の時に、火を消すための特別な泡や粉をまく車です。
石油コンビナート、空港、自衛隊などの近くに配置されます。
タクシー
タクシーとは、目的地を指定して乗れる車です。利用した距離に合わせて運賃が発生します。駅などのタクシー乗り場で乗車するほか、道路を走っているのを見かけた際に、運転手に手を挙げて合図を送って乗車するのが一般的です。電話で指定場所まで来てもらうこともでき、個人の利用に便利です。
森林(しんりん)パトロールカー
地面が凸凹していたり坂道が多い山の中でも安全に走れるよう、4輪駆動車でできたパトカーです。
舗装されていない道の中にも入り、遭難した人の捜索などに活躍しています。
田植え機(たうえき)
田植え機は、稲を田んぼの中に植えていく機械のついた車です。トラクターの後ろに稲を並べる板をはめ、一度にたくさんの稲を植えることができます。
車につけるタイプと、手押しで植えていくタイプがあります。
ポテトハーベスター
ポテトハーベスターとは、ポテト(じゃがいも)を大きな機械で土の中から掘り起こし、トラックの荷台に自動でポテトだけを入れていく仕組みをもっている車です。
手作業でひとつひとつ掘るのは大変ですが、ポテトハーベスターでたくさんのポテトを一気に収穫できます。
強力吸引車(きょうりょくきゅういんしゃ)
強力吸引車とは一般的にバギュームカーと呼ばれています。太くて大きなホースがついているのが特徴です。
公衆トイレや列車などの溜めておいた汚物を吸い込んで処理場まで運びます。工事現場などの泥水などを強力に吸い上げて運ぶものは、バギュームダンパーと呼びます。
衛星中継車(えいせいちゅうけいしゃ)
衛星中継車とは、テレビやラジオの収録と放映するための機材を積み込んだ車のことです。
ワンボックスから大型バスなど、大きさは様々です。道路を走りながら駅伝やマラソンの中継をしたり、レコーディング機材を積んだコンサート中継用など様々です。
サファリバス
サファリバスは、動物園やサファリパークの園内で飼育している動物たちを間近で見ることができるバスです。どう猛なライオンなどに襲われないよう、窓には金網や鉄格子が貼られているものが多いです。鉄格子の隙間から餌やり体験ができる施設もあるようです。
ボトルカー
荷物を運ぶトラック・バンの中でも、飲み物を運ぶものをボトルカーと呼びます。酒屋や自動販売機の前で飲み物の補充をしているのを見かけたことがあるかもしれませんね。
リリーフカー
リリーフカーとは、プロ野球においてピッチャーが交代する時に送迎するための車のことを呼びます。
英語ではBullpen carまたはBullpen cartといいます。
歌唱ポイント
歌詞に出てくる車は、どんな風に働くのでしょうか。
はたらくくるま3では珍しい車がたくさん出てきますね。歌詞を追うのも大変ですが、どんな車かイメージしながら歌えるといいですね。