ありがとうの花
作詞作曲:坂田 おさむ
ありがとうの気持ちを町いっぱいに広げよう
2009年10月 NHKおかあさんといっしょにて、今月の歌として発表されました。
横山だいすけおにいさん、三谷たくみおねえさん時代の歌です。
作詞作曲の坂田修さんは、おかあさんといっしょの7代目うたのおにいさんです。
歌詞について
歌詞の意味を書こうとしてもそのままになるので・・・・この曲の魅力を語ろうかと。
「ありがとう」の言葉の魔法
この曲の好きなところは
「ありがとうって言ったら、みんなが笑ってる」からスタートしていること。
この曲の主人公は、言わなければならないから「ありがとう」と言ったのではなく、自然と口から出たのでしょう。
「ありがとう」と言った時の周囲の表情が笑顔になったのが印象に残って、「ありがとう」ってなんて良い言葉なんだろうと気がついたのですね。
魔法の言葉ですよね、ありがとうって。
「ありがとう」の言葉でまわりの雰囲気がぱあっと明るくなって笑顔になっていく様子を「花が咲く」と表現しているのも、本当に素敵な発想だと思います。
ぼくらの夢はみんなと一緒に歌うこと
この曲ができたのは2009年ですが、筆者がこの動画と出会ったのはコロナ禍真っ最中です。
必要最低限の外出のみにするようにという世の中で、できるだけものには触らず、会話もマスクをしながら最小限に。
歌うという行動は不要不急ではない上、クラスターを発生させるということでタブーとなってしまいました。
「歌うことは不要なもの」という括りにされてしまったのがとても悲しかった。
そんな時にこの曲と出会い
「ぼくらの夢はみんなと一緒に歌うこと、あったかい手をつなぎみんなで歌うこと」
という歌詞に、涙しました。
みんなと一緒に歌うことが「夢」になってしまったこの時代。
大勢で声を合わせて一緒に歌えていたことは、こんなに幸せだったのだと改めて感じました。
・・・おさむお兄さんがこの曲を作ったときは、コロナなど無かった時代。
まさか世の中が誰かと歌うこともできない状況になるとは想像もできなかったはずですが。
予知?なんて思ってしまいます。
いやいや。おさむお兄さんの歌詞は、本来はもっと広い意味なのだと思います。
人と人との直接の関わりが少なくなってきた現代ですが、「ありがとう」の言葉でたくさんの笑顔が広がっていくといいですね。
小さな感謝をいつも忘れず、「ありがとう」という言葉に出せる人でありたいなと思います。
そして、マスクを外して心からの笑顔が見える状態で、みんなと一緒に歌える日々が戻りますように。
歌唱ポイント
前半はとにかく言葉が多い。そして音も動く動く! リズムについていくので精一杯。
ですので、音はあまり意識せずに早口でおしゃべりするように、軽快にいきましょう。
サビは、のびのびと笑顔いっぱいで歌いましょう。
リズムをしっかり立てるようにすると、前半のスピード感をキープできると思います。
手話付きで歌うのもおすすめ
年長さんの発表会卒園式などで歌われることが多いようです。
メッセージ性のある素敵な歌詞ですからね〜
手話つきで歌う園もあると聞いたので、手話つき動画がないか調べてみたら見つけました。
是非チャレンジしてみてくださいね。
「ありがとうの花」の歌を聴き、ありがとうと言いたい方が想い浮かんできます。亡き両親、3人の姉妹、社会人になり厳しく指導していただいた今は亡き先輩・上司の方々にもありがとう。大病した時の主治医には、大変ありがとう。
大学の同窓の仲間にもありがとう。しかし、昨年、他界し聞いてくれない仲間もいます。
絵を描くキッカケを与えてくれた方、その絵描きを継続するパワーを与えてくれた方々にもありがとう。
ありがとうと言いたい方は付きませんが、直近では”ひまわりさん”ありがとう。
このコメント書くこの場があることにもありがとう。
”ありがとうの花”いい歌です。筆者の「歌詞について」のコメントと同じ想いです。
そして、これからも素直に”ありがとう”と言える人生を送りたいと思います。