あめふり

作詞:北原 白秋 作曲:中山 晋平

母と雨の中の帰り道。ずぶ濡れになった知らない子に傘を貸してあげます。

1925年(大正14年)発表の「コドモノクニ」に掲載されました。
日本のうた百選に選ばれています。

歌詞の意味

  1. あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな
    ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
    (雨が降ると、母さんが蛇の目傘でお迎えに来てくれる。嬉しいな)
  2. かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこゆこ かねがなる
    ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
    (母さんが迎えに来たので、鞄を肩にかけよう。 母さんの後ろを歩いていると、神社の鐘の音が聞こえてきた)
  3. あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている
    ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
    (あの子はずぶ濡れだね 柳の根があるところで泣いている)
  4. かあさん ぼくのを かしましょか きみきみ このかさ さしたまえ
    ピッチピッチ チャップチャップランランラン
    (母さん、僕の傘を貸していいかな? 君、この傘をさしなさい)
  5. ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく
    ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
    (僕なら大丈夫だ 母さんの大きな蛇の目傘に入っていくから)

母の傘は「蛇の目傘」

じゃのめ=蛇の目=へびの目。 
和傘にもいくつか種類がありますが、その中で、

  • 柄が木製
  • 美しい和紙を貼って作った傘

を「蛇の目傘」といいます。
様々な模様がある中でも「蛇の目のような丸い模様」が印象的で、「蛇の目傘」と呼ばれるようになったようです。

防水のために、和紙には油が塗ってあります。

 

和傘の種類として、竹と和紙でつくられた「番傘」というのもあり、江戸時代の庶民が使っていた模様のないシンプルなガッシリとした傘をさします。時代劇の侍が使っているような傘のことです。妖怪の唐傘お化けも、番傘が妖怪になったと思われます。

蛇の目傘は、番傘と比べて、女声的で美しく、高級品です。

男の子の傘は「こうもり傘」

こうもり傘とは、金属の骨に布をつけた傘のこと。
空を飛ぶコウモリに似ていることからこの名前がついたのは、明治時代です。

現代は、こうもり傘とビニール傘が主流ですが、
この歌ができた大正時代は、蛇の目傘とこうもり傘が一般的だったのでしょう。

優しい親子のうた

柳の下でずぶ濡れで泣いている子を見て、主人公の男の子は迷いなく、母に自分の傘を貸してよいかと聞きます。
そして母も、すぐに快諾したのでしょう。

大正時代、傘は今に比べれば高級品だったはずです。

それを迷いなく、知らない子に貸してあげる優しさ。
とても素敵ですね。

「キミキミ、この傘、さしたまえ」って、偉そう!?

さしたまえ、なんて偉そうな言い方!と感じる方も多いかもしれません。

大正時代は、男の子同士の会話でこのような言い方をすることは珍しくなかったそうです。

筆者の祖母は大正生まれなのですが、
学校でも男の子と女の子は話してはならない、同じ部屋にいてはならない・・・など言われていたと聞きました。

見ず知らずの泣いている女の子にどのように話しかけたらよいかに困って、このような堅い言い方になったのかも。。。大正ロマンスがここからはじまる??なんて思いたい。 

・・・失礼しました。筆者の妄想が、動画に現れてしまいましたw

 

歌唱ポイント

憂鬱な雨のはずなのに、大好きなお母さんが迎えに来てくれる。そんなウキウキからスタートする曲です。
シンコペーションのリズムは、ウキウキを表していると思います。

ずっとシンコペーションが続き、音程がブレやすいと思いますが・・・・
音程の正確さよりも、シンコペーションのリズムを大事に歌っていただきたいなと思います。

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