アイスクリームのうた
作詞:佐藤 義美 作曲:服部 公一
アイスクリームを食べるって、なんだか特別な気分!
だって、王子様も王女様も食べられなかったのだから。
昭和35年に大阪朝日放送にて発表されました。大阪朝日放送のプロデューサーが面白いものを作りたいという理由で、佐藤義美さんと服部公一さんに曲の制作を依頼したのだそうです。 この企画は大当たりですね。とっても面白い曲が出来ました。
歌詞の意味
特に難しい表現はなく、そのままですので、意味の解説は省きます。
アイスクリームは、当時はとても特別な食べ物でした。
贅沢生活をしているはずの王子様だって食べられない、特別なもの。それはもちろん、冷凍できる環境があるかどうかですが。
この曲が発表されたのは、昭和35年。
高度経済成長で、家庭に急速に冷蔵庫が普及してきました。ですが、しっかりと冷凍できる機能はあったのでしょうか?
一般家庭では、冷蔵するのが精一杯だったと考えます。ですから、アイスクリームは特別な食べ物。口に入れた後の感動は、音楽隊が通るようだったのでしょうね。
とっても楽しい表現です。
歌唱ポイント
アイスクリームは特別であり、食べることのできる感動をコミカルに歌い上げましょう。
擬音が楽しい曲です。どんな楽器なのかな?イメージしながら声に乗せてみましょう。
魔法のある民話なら魔法で冷やせるからアイスクリームが作れるぞ。魔法のある民話だと魔法の道具もあるから冷やせるぞ。史実なら冷やす技術がないことになっているから寒い場所でないとアイスクリームを作れずさらに寒い場所でないと保存できないということだよね。