ニャニュニョのてんきよほう
作詞:小黒 恵子 作曲:宇野 誠一郎
猫の動きをよく見てみると・・・天気がわかるようですよ
2020年保育士試験 実技 弾き歌い課題曲に「ニャニュニョのてんきよほう」が入りました。ぜひ動画をながら歌唱イメージを膨らませて、保育士試験の準備をしてくださいね。
楽譜の用意がまだの方は、以下より探せますので、是非どうぞ。早めの準備ですよ!
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筆者ひまわりは、実際に4歳児・5歳児担任の時に子供たちとこの「ニャニュニョのてんきよほう」を歌いました。
猫の真似をしながら笑顔で歌う子供たち、とっても可愛かったな〜。
保育士試験対策として、歌唱ポイントとピアノ伴奏のポイントも書いておきますね。参考にしてください。
歌詞の意味
- 猫がしっぽを縦に伸ばしたら いい天気
猫の天気予報
つりあがった目 回る目 猫の目 - 猫が爪を研ぐと 曇りになる
猫の天気予報
光る目 丸い目 猫の目 - 猫が顔を撫でると 雨が降る
猫の天気予報
青い目 ギョロ目 猫の目
※NHKおかあさんといっしょにて、歴代のお兄さんお姉さんが歌い継いでいる人気の童謡です。
本当に猫は天気がわかる?
猫のひげが下がっていたり、猫が顔をあらったりすると雨になる・・・・という話は、実は世界中に知れ渡っているようです。歌の世界だけじゃなくて、根拠がある様です。
湿度との関係
猫の毛はとてもやわらかいです。
湿度が高くなると、ひげが重くなってきたり、体の毛がおもくなってジメッとしてきたりします。
すると猫は、重くなった毛をお手入れするのでしょう。前足で毛をなでる仕草をします。
耳の後ろあたりまでしかお手入れしないときは、曇止まり。顔まで前足でなでる(この仕草を「顔を洗う」と表現しています)とかなりの湿度が高い状態なので、雨が近づいているサインなどだとか。
しっぽを立てると?
湿度で毛が重くなるから、顔を洗う仕草のときには雨が近いというのは、割と納得できますね。
それでは、しっぽを立てるといい天気になる???
ちょっと調べてみたのですが、しっぽを立てる仕草の時は「ここにいるよ〜」のアピールだったり、楽しい気分の時なのだそうです。
じっとりしている日は毛が重くて気分も重いはず。
しっぽを立ててルンルン気分のときは湿度も低いのでしょうか・・・?
爪とぎはマーキング
爪をといだら曇り・・・んーーーー。
爪とぎは、伸びてきた爪のお手入れをしているのですが、「マーキング」の理由もあるのですって。知らなかったです!
犬はおしっこをかけてマーキング(自分の縄張りを知らせる)のですが、猫は爪を研ぐことで匂いが移るのだそう。
でもでも、曇とは関係ないんじゃ・・・??
猫の生体に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて下さい〜
歌唱ポイント
とにかく猫になりきって、可愛く楽しく歌いましょう。
最初は「ね、ね、猫がね」ですので、「ねんねん猫がね」にならないように気をつけましょう。
ひまわりは全力で猫っぽく鳴いてレコーディングしましたら・・・・うふふふ。かわいすぎて萌えるぅ〜。(自画自賛でスミマセン。でも、めっちゃ可愛くできたと思います〜)
ピアノ伴奏のポイント
これが保育士試験のピアノ弾き歌い課題曲かあ・・・・ってなっている学生さんは多かろうと思います。
結構難しい曲ですよね。
弾き歌いの試験ということは・・・子供たちの前でどのようにピアノを弾きながら歌うかっというのを見られるはずです。
実技ですよ、コレ。
保育中に、楽譜や自分の手元だけ見ながら必死に弾く先生は・・・・現実いないわけじゃないけれど・・・・。
できることなら、子供たちの顔を見渡しながら歌ってあげたいです。その余裕が必要なのですが。
試験官の顔をみながら弾き歌いをしちゃう、それぐらいの余裕が見えるのがいいですよねえ。
たまに手元から目を離し、試験官がどんな顔してるかなと目配せできるくらいの余裕を持てるまで練習しましょう。
だって、保育では子供たちの顔をみながら歌いますからね。
ポイント①「はぎれのよいリズム」
この曲は、楽しくてかわいい曲です。
- 「ね、ね、」の和音を軽やかにキメる
- 「にゃにゅにょ、にゃにゅにょ」からのシンコペーション(ブンチャブンチャのリズム)と盛り上がり
- 最後のにゃーーーーーっと鳴いている間にコロコロと転がるような音とシンコペーション
この3点が伴奏の時のポイントです。
ポイント②「行進のスピードから崩れるな」
ちょうど行進するスピードで、子供たちもノリノリで歌う曲。
ぜひこのリズムを保って最後まで楽しんでほしいです。
途中でモタモタしてしまうと、この曲の良さが半減しちゃいます。
このリズムが大事なポイントなので、もし指がもつれてしまったとしても歌は止めない。左手だけはリズムを刻んで弾いていき、右手が追いつけるようになったところで入るのも良いかと思います。
保育中に先生のピアノが止まる事故って、めっちゃ場がシラけるんですよ・・・・楽しく歌っていたこどもたちがガックリしちゃうの。
ポイント③「笑顔で」
だって楽しい曲なんですよ。もしピアノが苦手だったとしても、泣きそうな顔で弾くより、ニコニコ笑顔で、体もリズムに揺らしていると「ああ、この子は楽しんでるな。楽しく子供達と歌えるな」という印象になるのでは。
保育現場でも、嫌々歌う先生のクラスの子供たちは、歌があまりすきではないんですよね。でも、歌うの大好きでニコニコ歌う先生(ひまわり先生もね)のクラスの子供たちは、お歌大好きになるんですよ。
先生が楽しんでるというのを見せるのは、本当に大事なことです。
難しい曲ですけど、ぜひ楽しんで試験に望んでほしいと思います。
保育士を目指す皆さん、頑張れ!