ぶかぶかおうちと きゅうくつおうち
作詞:おおくま よしかず 作曲:前多 秀彦 編曲:高橋 知子
ヤドカリが背負っている貝のサイズが・・・
編曲の高橋知子さんにご承諾をいただき、歌わせていただきました。ありがとうございました。
歌詞について
海辺でヤドカリ2匹が出会うのですが。
互いにそしらぬふりをして、去っていってしまうんでしょうね。
たまたまタイミングよく、すれ違う場面をよく見たら・・・・
あれれ? その貝のサイズでいいのかしら・・・・?
そんな疑問からのかわいい歌になっています。
ヤドカリの生体
♬とりかえてみたら〜〜〜どうですか・・・?
ヤドカリの貝は取り替えられるの? どんな生活をしているの?
ヤドカリの貝殻はとりかえっこできるのか
通常の貝の仲間は、貝が体の一部で一緒に成長しますが、
ヤドカリは「宿を借りて」生きていく寄生虫です。(虫?)
見た目はカニやエビに似ている甲殻類ですが、腹の部分は柔らかく、貝の中に入れて守っています。
腹の部分はまっすぐではなく、巻き貝の中に入れやすいように丸まっています。
成長と共に脱皮してき、貝殻が小さくなると自分に合うサイズを探し、引っ越しをしているのだそうです。
この歌は、引っ越したばかりだけどサイズミスをしてしまったヤドカリと、貝が小さくなって次を探しているヤドカリの出会いですね。
出会ったタイミングで交換すればいいのにね。
ヤドカリはビビりなので貝を襲わない
ヤドカリは雑食です。
普段は、海藻や果物、野菜、小魚などを食べているようです。
なんでも食べるヤドカリは、貝を食べるのか??
そもそも貝は、食べられないために体を貝で守っています。
ヤドカリはビビりなので、その貝をこじ開けて中を食べて、貝殻を無理矢理ゲットするような性格ではないようです。
空いている貝殻を見つけて、ちょうどよさそうならしらっと引っ越す。。。
そんな控えめなヤツなのです。
ですので、
浜辺で出会った別のヤドカリの貝殻が欲しいな・・・と思ったとしても、奪いにはいかないでしょうね(笑)
歌唱ポイント
「ぶかぶか」と「きゅうくつ」の対比が楽しい歌です。おおげさに表現してみましょう。