ぶんぶんぶん
作詞:村野 四郎 作曲:ボヘミア民謡
春になって蜂が野バラのまわりを飛び交います
※ひまわり作成動画には、クイズがついてます。じっくりと楽しんでみてくださいね。
もともとはボヘミア民謡でしたが、ドイツのホフマン・フォン・ファラースレーベンによって歌詞がつけられ、ドイツの童謡集『Funfzig Kinderlieder』(「童謡50選」の意)に “Biene” の題で初めて収録されました。現代ドイツでは歌い出しの歌詞である蜂の羽音を表す擬音から “Summ, summ, summ” の題名で知られている曲です。
1947年(昭和22年)に小学校1年生用音楽科教科書『一ねんせいのおんがく』(東京書籍発行)に掲載され、その後も断続的に掲載されています。
“Summ, summ, summ”は、ト長調。 ぶんぶんぶん はハ長調です。
ド〜ソの5本の指しかつかわないので、ピアノを初めて習う年齢やピアニカデビューの一年生などに適していますね。
歌詞の意味
- 蜂がブンブン飛んでいる
池のまわりには野バラの花が咲いたよ
蜂がブンブン飛んでいる - 蜂がブンブン飛んでいる
朝露が光ってのバラが揺れているよ
蜂がブンブン飛んでいる
・・・・意味と言ってもそのままになってしまいますね。
歌唱ポイント
ぶんぶんぶん の「ん」を丁寧に鼻にかけて、「n」が音として残るように意識しましょう。
単純な曲ほど丁寧に。おいけのまわりに〜〜の音の動きもぶれないように。
“Summ, summ, summ” も視聴してみましょうか
Youtubeで見つけましたので、こちらも参考にどうぞ。
ドイツ ”Summ, summ, summ” の歌詞の意味
元になるドイツの曲は、どのような歌詞なのでしょうか。比べてみましょう。
Wikiより抜粋
- ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
さあ 危害など加えない
森に野原に飛んでゆけ
ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!- ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
大きな花で 小さな花で
蜜を探せよ 花粉を探せよ
ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!- ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
宝を持って家へと帰れ
巣作りに精を出すがいい
ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!- ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
聖なるキリストの贈り物に
そなたのことを思い出そう
ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!- ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
紐ろうそくを灯して
クッキーと蜂蜜ケーキを探そう
ブーン ブーン ブーン!
蜂よブーンと飛び回れ!
おおお、5番まである!
日本のぶんぶんぶんは、とってもほのぼのとしていますが、
ドイツの方は蜂の働き方が中心で、どんどん蜂蜜をあつめろ!という感じ。
4番の、聖なるキリストの贈り物・・・
5番に出てくるクッキーと蜂蜜ケーキのことが、キリストの贈り物でしょうか。
クリスマスに美味しいケーキやクッキーを食べられるのは君たち(蜂たち)ののおかげだ、君たちの働きに感謝をするよ、だらかどんどん花の蜜をあつめて飛び回って! ということかと思います。
童謡でもお国柄が出ますね〜。
充分なる解説、手に取るように拝読。ありがとうございました、改めコメント送信したい思いも
忘れるかもしれませんが取り急ぎ御礼迄。