夕日が背中を押してくる
作詞:阪田 寛夫 作曲:山本 直純
背中を押してくるような大きな夕日を見たことがありますか
1968年7月、NHKみんなのうたで発表されました。
歌詞の意味
夕方に見える夕日。
この夕日を擬人化し「そろそろ家に帰りなさい」と子供達を見送っているような歌詞になっています。
「晩御飯が待ってるぞ」
「明日の朝、寝過ごすな」
太陽からのメッセージに、子供たちが太陽に向かって繰り返えすシーンもあります。
心がほっこりする風景ですよね。
夕日が大きく見えるのはなぜ?
太陽の大きさは変わらないのに、なぜ夕日は大きく見えるのでしょうか。
昼間の太陽は、空の真ん中にあり、まわりに比較するものがあったとしても「雲」しかありません。
雲は実際の大きさはわからないものです。
夕日は、地平線や水平線に近い場所に太陽が存在するため、
私たちの馴染みのあるビルや山など「大きさが認識しやすい比較対象」と一緒に視界にはいるので「大きい」と感じるのだとか。
・・・・科学としてそうかもしれませんが。

同じ場所で見る夕日でも、
タイミングによっては「ものすごーーーく大きい」時がありますよね?
筆者の通っていた中学は、高台の上にありました。
部活が終わって帰り道、ちょうど夕日が綺麗に見えるのです。
年に数回ですが、ものすごく大きい夕日に出会えることがあり、
その時にはこの「夕日が背中を押してくる」を思い出します。
本当に背中を押されているような気分になるのです。
歌唱ポイント
「夕日が背中を押してくる」
このタイトルの「押す」には、優しさがたくさん詰まっているような気がします。
「真っ赤な腕で押してくる」
夕日の赤さや暖かさが広がっていくような感覚でしょう。
これが歌声で表現できたらいいなあと思っています。
「さよなら、さよなら〜」のフレーズは、太陽が子供に、子供が太陽に呼びかけていますので
遠くに呼びかけるように歌いましょう。


