うみ
作詞:林 柳波 作曲:井上 武士
うみはひろいなおおきいな♪で始まる、海の壮大さを幼心に歌った曲です。
昭和16年文部省から発行された『ウタノホン(上)』にて発表された文部省唱歌です。
歌詞の意味
- 海は広くて大きいなあ
月は海から登り、太陽は海に沈む - 海の波は大きくて青い
この揺れはどこまで続いているのだろうか - 海に浮かばせたお船にのって
外国に行ってみたいなあ
この曲の歌詞は、不思議に感じる箇所があるかと思います。
「月は登るし日は沈む」
日が沈んでから月が見えるのに?と不思議に感じる方もいるかと思いますが・・・よくよく考えてみると、月は日中でも空にみえますよね。
「海にお船を浮かばして」
お船を浮かばせて遊んでいる子供が、このオモチャの船と遠くに見える本物の船を重ねて想像しているのでしょうね。
戦後に歌詞が「うかばして」➜「うかばせて」に変更されました。
歌唱ポイント
波をイメージした3拍子のリズムに乗って歌いましょう。