スキー
作詞:時雨 音羽 作曲:平井 康三郎
広々とした雪景色の中で、爽快にスキーを楽しんでいます
昭和17年文部省発行の「初等科音楽・四」に掲載。
景色の広がりとスピード感がある曲です。
歌詞の意味
- 山は白銀の世界
朝日を浴びながら風のように速くスキーを滑る
飛んでくるのは粉雪だろうか。 それとも霧だろうか。
おお、私の体も走っていこう - 真っ直ぐに立ち、体を踊らせながら、
飛鳥のように小山も飛び越えていく
ぐんと迫ってくるのは 麓の景色なのか それとも谷なのか
おお、楽しい。 これは磨き上げられたジャンプの技なのだ。 - 風を切り裂くように左右に滑っていく
跳んでも踊っても山の斜面は流ように早い
空は青く、大地は白い
おお、あの丘も、滑りに来ないかと私を呼んでいるようだ
歌唱ポイント
スキーのスピード感を出すのが一番大事なポイントですね。
楽譜にも出ているアクセントをしっかり出すと、スピード感を感じられるような気がします。
- すべる スキーの
- とぶは こゆきか
- おおお このみも
トランペットのような破裂音をイメージして、リズムは細かく刻んでいきましょう
小学生のとき音楽の授業で習い、この躍動感あふれる歌が大好きになり暗記して歌いました
スキーを始めた頃に少しスピード出して滑れるようになると、この歌を口ずさんでいた思い出があります。
歌唱ポイントのとおり、その部分をアクセント付けて歌ってみたら、メッチャ良かったです。
蛇足ですが昔、高田渡さんが、大瀧詠一さんのラジオ番組に出た時、この歌を「借金の歌」と替え歌にして歌ってましたね