にじ

作詞:新沢 としひこ 作曲:中川 ひろたか

大人も子供も、雨はキライ。どんより、イライラ・・・
でも、だんだん晴れて虹が見えたら、こころの雲もなくなっちゃう!

平成の新しい童謡です。つるの剛士さんがカバーしたことで、広く知らせるようになりました。
令和に入ってからはCMソングにも起用されています。ちょっと前向きになれる歌詞が、大人の心にも響きますね。

歌詞の意味

  1. 庭に出したままのシャベルが 一日濡れた
    雨がやんだら くしゃみが1回出た
    雲が風に流されて 光が差してきた
    空を見上げてみたら ららら
    ※虹が空に掛かり 君の気分もスッキリして
    きっと明日はいい天気になるだろう
  2. 洗濯物が1日濡れてしまった
    風がふいてきて くしゃみが1回出た
    雲が風に流されて 光が差してきた
    空を見上げてみたら ららら
    ※ くりかえし
  3. あの子の遠足が 雨で1日延期になった
    泣いた涙もかわいてきて くしゃみが1回出た
    雲が風に流されて 光が差してきた
    空を見上げてみたら ららら
    ※ くりかえし

3人の人物が出てきますね。

庭でシャベルで砂遊びをしたかった小さい子。
やっと洗濯を干したのに濡れてがっかりするお母さん。
遠足だったのに中止になって、泣きすぎてもう涙が出てこなくなった子。

それぞれの状況で気持ちの動きが見えます。

やっぱり雨って、気持ちがどんより暗くなってイライラして、雨が降ってる空と一緒ね。
でも、雲がなくなって虹が出たのを見たら・・・

うん。きっとみんな元気になる。前向きになるよね。

嫌なことがあっても、辛いことがあっても、いつかは晴れる!

歌唱ポイント

タッカタッカのシンコペーションのリズムで構成されています。スキップするようにいきましょうか。(ひまわりはリズムに乗るのに結構苦労しました・・・)

暗ーい前半と、光がさしてきて前向きになる後半、気持ちの移り変わりを表現できたらいいですね。

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にじ” に対して3件のコメントがあります。

  1. じぃじ より:

    先日孫が、保育園のクリスマス会で唄いました。手話を交えながら、笑顔で、一生懸命唄いました。涙が溢れました。本当に良い歌です。拍手をしながら、涙が止まりませんでした。
    私はある難病に侵されており、そう長くはないでしょう。いつも元気に「じぃじ、じぃじ」と慕ってくれる孫は、そのことをまだ知りません。悲しませてしまうでしょう。でも悲しみもいつかは晴れ、楽しい明日が訪れます。
    ごめんね、がんばれ。じぃじは君の虹になるよ。

  2. おかじゅん より:

    あるドラマの中で、幼稚園児が、歌ってそれに合わせて若い夫婦が歌い、私もむかし聴いた事があり。検索してタイトルが、分かり、娘の悩みで落ち込んでて少し元気貰えてます!

  3. F3 より:

    コロナ騒動で演奏会などもメッキリ少なくなった頃、たまたま入場できた小さな音楽発表会で幼稚園年長くらいの女の子が、この歌を身振り手振り交えて一生懸命に歌っているのを聞いて感動しました。女の子は歌も踊りも、つっかえながらでしたが『にじ』という歌を伝えたいという気持ちが、あふれ出ていて、それが会場中を包み温かい気持ちになったことを思い出します。

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