めだかの学校
作詞:茶木 滋 作曲:中田 喜直
子供達が川の中をのぞいてメダカを見ています。
みんなで集まって学校みたいですね。
歌詞の意味
- 川の中はメダカの学校みたい
そっと覗いてごらん
みんなでダンスを踊っているよ - めだかの学校のメダカたちは
誰が生徒で誰が先生なのかわからないほど
みんなで元気に遊んでいる - めだかの学校のメダカたちは嬉しそうだ
水に流れてつーーーいつい
みんなで一緒につーいつい
1950年(昭和25年)に作詞され、1951年(昭和26年)NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されました。
歌唱ポイント
先生が子供達に教えるように、親が子供に教えるように。優しく広い心で歌いましょう。
この曲で一番大事なところは「そーっとのぞいてみてごらん」だと思っています。
「そーっと」が小さい子にも伝わるように、「「そーっと」ですよ。
メダカとは
メダカってどんな魚?
体のサイズは小さいのですが、目が大きく、頭の上の方より少し出ているものもあり、「目が高い=メダカ」という名前になったようです。
雄と雌の違いは、上記動画にてクイズ形式で紹介しておりますので、ぜひ見てくださいね。
メダカは緩やかな水流を好む淡水魚です。小川や水路、水田などに生息します。ボウフラやプランクトンなどを食べます。
昔の日本では、本当に身近な魚でしたが、1980年頃からだんだんと減少しており、現在では絶滅危惧種に指定されています。
農薬・生活排水・外来種などの影響のようです。
ひまわりが小学生の頃は、理科の授業でメダカの生態について学び、教室でメダカを飼ったりもしました。近所の池や沼などにもメダカは当たり前のようにいて、網でつかまえたりもしましたが・・・今はもう自然に繁殖しているメダカは珍しい時代なのですね。
川をそっとのぞいてみてごらん。
昔は、川を覗くと、メダカにおたまじゃくし、ゲンゴロウ、アメンボなどが当たり前のようにいましたね。
今と昔の見えるものは違うようです。
この歌詞のような日本の風景を大事にしていきたいですね。