花かげ

作詞:大村 主計 作曲:豊田 義一

大好きな姉が、桜吹雪の中でお嫁に行ってしまいました

昭和6年発表。作詞の大村は、自分の姉が桜吹雪の中を人力車にのって嫁入りしたことを思い出し、1日で書き上げたそうです。

歌詞の意味

  1. 十五夜お月様 私は一人ぼっちになったの
    桜吹雪の中で 
    花嫁姿のお姉さんが
    人力車に乗って行ってしまった
  2. 十五夜お月様も見ていたでしょう?
    桜吹雪の中で 
    花嫁姿のお姉さんと
    お別れしたくなくて私は泣いたのです 
  3. 十五夜お月様 私は一人ぼっちになったの
    桜吹雪の中で
    遠くの里に行ってしまったお姉さん
    私は一人ぼっちになったの

歌唱ポイント

綺麗な花吹雪と嫁入り姿とは対照的に、なんと悲しい歌詞とメロディでしょう。
お月様に語りかけているようなので、遠くへ声を飛ばすことを意識してみました。
強弱をつかい、気持ちの盛り上がりを表現しましょう。

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花かげ” に対して1件のコメントがあります。

  1. もも より:

    二番の歌詞が「姉さまと」となっているものと一番と同じ「お姉さま」になっているものがあるようです。私の感じでは「お姉さま」の方がしっくりくるのですが。

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